マーケッター通信

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新型コロナウイルスが重症化する確率は、喫煙者の方が非喫煙者より14倍高い!

昨日の番組でダウンタウンの松本人志さんが「志村けんさが回復した時に、本当にタバコをやめさせましょう」と発言されておりました。

 

何故そんな発言をしたのか、新型コロナウイルスとタバコのことを調べてみると、恐ろしいことがわかってきました。

 

新型コロナウイルスが重症化する確率は、喫煙者の方が非喫煙者より14倍高い!

 

 

新型コロナウイルスが重症化する確率は、喫煙者の方が非喫煙者より14倍高い!

少し長いですが、「CNN」の記事を引用致します。

 

(CNN) 米国立薬物乱用研究所(NIDA)のノラ・ボルコフ所長はこのほど、喫煙者や電子たばこの利用者、薬物乱用者について、新型コロナウイルス感染症に対して特に脆弱(ぜいじゃく)な可能性があるとの見解を示した。

 

先週公開したブログで明らかにしたもので、「研究者は物質使用障害を抱える一部の人が特に重症化する可能性を警戒すべきだ」としている。

 

新型コロナ感染症は肺を攻撃するため、喫煙者やマリフアナまたは電子たばこの使用者にとっては特に脅威になる可能性があるという。

 

カリフォルニア大学サンフランシスコ校たばこ管理研究・教育センターの責任者、スタントン・グランツ教授も17日、ブログを更新し、「患者の肺がインフルエンザなどの感染症にさらされる際、喫煙や電子たばこ吸引による有害作用は非喫煙者の場合に比べ、はるかに深刻なものになる」と指摘した。

 

さらに電話インタビューでは、電子たばこ吸引について「あらゆるレベルで肺に影響する。異物を排出する繊毛に影響を与えることで、鼻腔(びくう)の免疫機能に影響が出る。上気道のウイルス除去能力が損なわれることになる」との見方を示した。

 

米疾病対策センター(CDC)は18日、米国では新型コロナ感染症に絡む入院患者のうち、44歳以下の成人が2割を占めていることを明らかにした。これについて、グランツ氏は電子たばこの流行が要因となった可能性を指摘している。

 

グランツ氏は肺疾患対応に従事する同僚から、30歳以下の患者が複数入院し、数人は電子たばこの使用者だったとの報告が寄せられているという。ただ、関連性を証明する十分な研究や証拠はまだないという。

 

喫煙者は一般に、重い感染症にかかった場合、急性呼吸窮迫症候群などの深刻な合併症を発症するリスクが大きい。

 

グランツ氏は中国の査読付き医学誌に2月に掲載された研究を引用し、新型コロナウイルス感染症( COVID―19)が重症化する確率は喫煙者の方が非喫煙者より14倍高いとの結果が出ていると言及。肺炎を発症する可能性も14%高いという。

 

 CNNから引用

 

きっとこの事実があったから、冒頭の発言をされていたのではないかと思います。

  

喫煙を長く続けると肺の機能は低下しやすい

 

喫煙を長い間続けていると俗に「タバコ肺」と呼ばれる慢性閉塞性肺疾患 (COPD)になることが多いらしいです。そのなかでも典型的なのが肺気腫。

 

またタバコ肺が進行すると、日常のちょっとした動作でもすぐに息が切れるようになるみたいです。だから、タバコを吸われている方は走るとすぐに息切れをしてしまうのですね。

 

感染に対する免疫力も低下

 

また、タバコの煙を肺の中に入れていると、感染に対する免疫力が低下するとのこと。これも恐ろしい事です。

 

もしあなたのまわりでタバコを吸われている方がいましたら、この機会に禁煙をすすめてみましょう。