緊急事態宣言デマ 誰がどんな理由で流すのか?
昨日、ラインなどでロックダウン関連のチェーンメールが流れていましたね。
内容はこんな感じで。※ツイッターから引用
4/2(木)の夜に3週間のロックダウンというデマのチェーンメールに注意して下さい。
— 前田慶次⚓ (@kabusuki777) 2020年3月29日
以下デマメールです。
↓
おはよう御座います。
今、連絡入りました。
大切な方だけにLINEしています。
永田町より。
…
いよいよロックダウン。東京封鎖、外出禁止。
3週間出れなくなります。 pic.twitter.com/UtSPE6hWpv
ロックダウンのチェンメまとめ#ロックダウン #デマ #流されるな pic.twitter.com/1PGafwHdd6
— ちょめん ❇ (@xSUPERMANmonst) 2020年3月30日
緊急事態宣言デマ 誰がどんな理由で流すのか?
緊急事態宣言デマの前には、トイレットペーパー・ティッシュなどの紙製品のデマ情報が流れ、店頭にトイレットペーパーが無い状態が続いていました。
その時に流れたチェーンメールの画像がこちら。
突然、こんなメールがきたら不安になりますよね。
こんなメールがきたらまだ在庫があるのにドラッグストアにいってトイレットペーパーなどを買ってしまう気持ちはわかります。
でも後からわかった事ですが、トイレットペーパー等は、ほぼ日本国内で生産しているため、品薄になる事は考えにくいのです。
また花粉時期にあわせているところが、このデマ情報の巧妙なところで、ティッシュペーパーを買う時期にあわせてデマは本当に悪いし、許すことができません。
デマを流して誰が得をするのか?
昨日流れた緊急事態宣言のデマで店頭の棚から在庫が無くなったものは、「お米」とかの食品ですよね。
店頭に足を運んで買えなかったらどうします?不安になりますよね?
そして次にとる行動パターンは「ネットで買おう」としますよね。
価格は店頭で買う価格よりも数倍高い・・・でも不安だから高い価格で買ってしまう!!
要するに、転売で高く売って利益を荒稼ぎするために市場からその商品を無くしたいのです。
じゃ、だれが得するのか?「転売ヤー」なのです!
ネットで調べてみると、日本人だけでなく中国人にも結構「転売ヤー」がいるみたいです。
転売ヤーとグーグルで検索すると、サジェストで中国人とありますね。
もちろんすべてのデモ犯人が「転売ヤー」ではありません。
ただ「転売ヤー」がデモによって、荒稼ぎしている事実はあります。
「転売ヤー」とは?
転売屋とバイヤーをかけた造語です。転売ヤーはとにかく物を買い占めまくります。
そして、転売するときの価格を吊り上げるのです。
別の言い方で表現すると転売ヤーはダブ屋と同じです。
タブ屋の行為は日本では禁止されています。
略称チケット不正転売禁止法という法律が2019年6月14日から施行されています。
しかしながら、今回騒動になったデモ情報を流す行為や転売行為については、日本では法律の規制がないのです。
※ちなみに中国では転売を規制する法律ができています。
今後のデマ情報に対する対策
個人できる対策としては、情報元が信頼のおけるところかどうかだと思います
例えば、「ある金融会社」や「あるテレビ局」など情報の出所が分からない、SNS発信の情報は絶対に信用できません。
「発信元がわからない=デマ情報」
と考えてもらえば間違いないと思います。
例え信頼おける人からの情報でも、その先は発信元がわからないデマ情報の可能性もあります。
その為、自分ができる対策として、きちんと発信元の情報を確かめる必要があります。